マイペースに生きる
~適応障害に関する当事者と関係者のためのブログ~
Uncategorized

適応障害になる前に!毎日が辛い働く環境を変える方法3選

お疲れ様です!

当ブログでは適応障害になる前の自分に伝えたいことを切実に書いています。

・適応障害かもしれないと悩んでいる方

・適応障害で休職中の方

・適応障害で復職したけど再発しそうな方

上記の方々を対象に、つらい働く環境を変える方法3選を紹介します。

本記事を読むことで何をすれば現状が変わるのかが理解できます。

適応障害は環境の問題

そもそも適応障害になった・なりそうなのは、あなた自身が原因では無いです。

実際に適応障害の診断書をもらって休職した方なら理解がスムーズだと思います。

私は休職前後で仕事以外の環境は何も変わらない状態だったので、シンプルに仕事が本当に苦しかったと思いました。

適応障害になる代表的な原因を4つ列挙します。

・パワハラ

・過度な残業時間

・職務への期待値のギャップ

これら3つはよくある悩みだと思います。

私はすべて当てはまったためか、適応障害になりました。

パワハラ

社会で働く限り、会社員なら上司・事業主ならクライアントとの付き合いは必ずあります。

人間関係、特に階級などが存在している環境では、パワハラが起こらないとは限りません。

パワハラには6種類あります。

①精神的な攻撃

②身体的な攻撃

③過大な要求

④過小な要求

⑤人間関係からの切り離し

⑥個の侵害

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000189292.pdf

ちなみに私は、雑務が多く時間が不足している状況下で③過大な要求を受け、ミスを起こしてしまい、①でネチネチ怒られました。

この人がいると大変だな、、という場合、

・問題発言をする人より上の職位の人(上司の上司)や人事部に相談する

・転職して勤め先を変える

上記2つが選択肢と考えられます。

我慢するだけでは何も改善されず、自分が疲弊するのみです。

パワハラは適応障害を超えて、うつ病になる原因の最も多い事例だと見受けられます。

パワハラかな?と思ったら、同じ部署以外の第三者(できれば人事やパワハラ相談を請け負う部署)に相談しましょう。

過度な残業時間

過度な残業には二種類の原因があると思います。

残業理由その①業務量が単純に多すぎる

私はこのケースに該当し、月80時間の残業を行いました。

対策としては上司にオーバーワークの現状を伝えましょう。

ポイントとしては、上司に「もっともだ!」と納得してもらえるように、ロジカルに事実を並べた報告にあります。

残業理由その②仕事の質にこだわる

職人気質の方は仕事にこだわってしまうため、業務が遅れがちになります。

そのため、②に該当すると思った方は。業務の6~8割が完了したと思った際に、一旦上司やクライアントに相談することをオススメします。

過度な残業は心身を疲弊する上、業務外で関わらない交友関係が絶たれ、幸福感が低くなることが大いにあるため要注意です。

職務への期待値へのギャップ

就活の面接では、会社の志望理由に「憧れの職種」をイメージした上で頑張ることを面接官に訴えかけていたのは私だけではないはずです。

若手の業務は就活時、特に説明会のときのイメージと大きく離れた業務となる場合が多いです。

私が入社して初期配属での主な業務が、資料作成に伴うデータ入力やエクセルマクロの調整という、世にいう雑用でした。

しかも、そういった雑務は自分の担当業務だけではなく、先輩職員の資料作成に必要な雑務が多く、いきなりチャットで指示が来て、自分の業務を中断して雑務を行うといった惨状でした。

毎日の業務が他人の雑務のために残業を強いられるという状況になったのは、入社前の時点では全くイメージできませんでした。

残業の理由が誰でもできる雑務であり、しかも月80時間残業だったのが、私が適応障害になった大きな原因の1つだと考えます。

環境を変える3つの方法

適応障害になる主な原因を解決する方法を以下で述べていきます。

上司や人事に相談する

適応障害で休職した私が思うことに、休職せざるを得ない状況になる前に、環境を変えるチャンスがあったと振り返って思います。

1on1面談などの上司に相談する機会や、人事への報告資料を作成して送付していませんか?

そういった相談の機会を活かしていくことが、環境を変えるために最も重要です。

積極的に自ら会議を設定することも、相談の機会を作る手段となります。

また、相談内容に関して、ロジカルに相談することが大事です。

まず、いかに今がつらいかという感情に結びつけるため、事実を列挙します。

最後に一言だけ「今がしんどいです」という感情を伝えることによって、本気であることが伝わります。

くれぐれも飲み会やランチなどのカジュアルな場で、感情だけを伝えてはいけません。

休職する

社内で相談しても、環境の変化を期待できない場合は、心療内科や精神科で診断書をもらって休職するのが1手だと思います。

過去に傷病手当金をもらっていない場合は、給料の約2/3をもらいながら休むことができます。

(Youtuberのひろ○きもオススメしています。)

転職する

会社に異動を申請しても、社員全員の意向を聞くことができないため、簡単には人事は組織のことを考えて動きません。

組織が動いてくれない場合は自分が動く選択肢に移りましょう。

転職は勇気を要する行動ですが、現状のまま憂鬱な環境を脱するために動きましょう。

まずは転職市場がどういったものか覗くことから始めるのがオススメです。

転職の手段は主に各企業HP、転職エージェント、転職サイトの3つ

今の自分に合った仕事が見つかるかどうか、全体感を知るために転職サイトへ登録することから始めましょう。

通常の転職手段は3つあります。

①企業の中途採用ページから応募

②転職エージェントに登録

③転職サイトから応募

それぞれを解説します。

①企業の中途採用ページから応募

気になっている企業のHPを訪問し、採用が行われている場合、そちらから応募することが可能です。

この企業に行きたい!と心から決めいている方には①がオススメです。

②転職エージェントに登録

転職エージェントに登録すると、担当者が付きます。

登録者の履歴書や職務経歴書を登録した時点で、担当者からメールが大量に来ます。

今すぐ転職することを決めている方や転職の流れを人に教えてもらいたい方にとっては②がオススメです。

③転職サイトから応募

転職サイトに登録すると、現在求人のある企業が一覧で見ることができるため、効率良く転職を募集している企業や職種を調べることが可能です。

そのため、どのような転職先があるのか調べるには、転職サイトが最もオススメです。

自分が動かないと環境は変わらない

本当に苦しいときは今の環境に耐えるしか選択肢が無いように錯覚してしまいます。

そんなときの自分が本ブログを読んだら一歩なにかアクションを取れるように、と思って本記事をなるべく簡潔に書きました。

同じ悩みで苦しんでいる方に読んでもらい、少しでも役立てたら幸いです。

マイペースに生きましょう。